山川草木・動物 歳時記 Ⅱ 

身の回りの自然を歳時記風に綴った記録。

2021年02月



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こちらは・・・2010.02.25に載せたものだが、
       オオセグロカモメではなく、今回のセグロカモメか?
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* こちらは・・・北海道ウトロで見た
             オオセグロカモメ

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                   * 2021.01.29



≪新・旬の風 199 ≫ 

               セグロカモメ


 田平町・平戸島・松浦と周辺の小さな島々の海・海岸では、見かけられるカモメの種類はその殆どが『ウミネコ(*A*)』である。ただ、ときにそのウミネコの幼鳥か他種のカモメが見られるようである。

 先日、佐世保市のお隣にあるの佐々町を流れる「佐々川」(*B*)で、やや羽色の異なるカモメを見つけた。佐々町の佐々川は河口に近い「汽水域」で、満潮時には水位が上がる。したがって、ボラ(*C*)シロウオ(*D*)などが遡上してくる。
 カモメ類(*E*)は普通は海・海岸の大型の野鳥であるが、海以外の場所で、すなわち、河川でカモメが見られたということは、ここが汽水域なのだからかもしれない。

 この佐々川のカモメだが、遠目で見ても今まで見てきた「ウミネコ」とはやや印象が違っていた。全体が何となく大きくて白っぽい感じのするものだった。デジカメの望遠機能を使って、観察したところ、下の嘴(くちばし)の先端部分のみに朱色の盛り上がったような模様がある。「ウミネコ」ではない。羽をばたつかせて水浴びをしているのか、メスの獲得に向けたオス鳥の争いなのか、鳴く声はあのネコ(*F*)のような「ウミネコ」のものでなく。やや太い感じのものだった。

 何という「カモメ」の種類だろうと思って、家に帰って調べてみたら、どうも、セグロカモメのようである。背中が明るい灰色で、頭部・頸部・腹部・尾の部分の羽毛が白い。それに、決定的なことには、下の嘴に赤い斑紋があることである。よく見えなかったのだが、目は黄色で、赤いアイリングがあるという。

 このセグロカモメは、ユーラシア・北アメリカ大陸の北部・亜寒帯地方に分布・生息していて、冬季には亜寒帯地域から温帯地域に渡って越冬する渡り鳥、すなわち「冬鳥」である。日本では全国の海岸・港湾・河口などに生息し、冬季には特に西日本で多く見られ、岩礁地帯より砂浜や干潟で見られるという。

 「セグロカモメ」というと、北海道を旅行(*G*)した時、泊まったウトロの港(*H*)で多くのオオセグロカモメ(*I*)を見たことがあるが、今回のセグロカモメは、あのオオセグロカモメよりは かなり小さくて細い感じがするし、背中の羽色がかなり薄い灰色でもある。

 ああ・・・・急に思いはじめた。

 北海道にまた行ってみたい・・・今、あの釧路湿原(*J*)の「鶴居」には、多くの「タンチョウヅル」が恋のダンスをしているのだろうと・・・


 コロナよ! 早くいなくなってしまえ! お願いだから・・・




*【参照HP】 ウミネコ(*A*): a. 、b. 瞬の風 725 ウミネコ  、c. 、d. 、e. 、f. 、
「佐々川」(*B*): a. 、b. 、c. 、d. 、e. 、f. 旬の風 75  佐々川のシロウオ 、③ ボラ(*C*): a. 、b. 、c. 、④ シロウオ(*D*): a. 旬の風 75  佐々川のシロウオ 、b. 、⑤ カモメ類(*E*): a. 旬の風 72  カモメ、b. 旬の風   79  カモメ [] 、c. 旬の風  85 カモメたちの消えた港・・そして、新緑 d. 旬の風 98 夏のカモメe. 旬の風 276 カモメ  キス f.  旬の風  77 冬の海鳥 g. ユリカモメ ハス [] (*3278)h.  新・旬の風 165  ズグロカモメ 北海道を旅行(*G*)瞬の風 777-①≫ 函館山 夜景 ~~~  旬の風 778 北海道 大沼 駒ヶ岳 、ほか多数。⑦ ウトロの港(*H*): a. 瞬の風 777-⑧≫「ウトロ」まで 、b. 旬の風 791 キタキツネ、c. 瞬の風 777-⑩≫ ウトロ 、d.  ≪旬の風 794 知床・ウトロの植物 、e. 旬の風 793 ゴジラ 知床・ウトロに上陸! オオセグロカモメ(*I*): a. 旬の風 792  オオセグロカモメ 、b. 、⑨ 釧路湿原(*J*) a. 瞬の風 777-⑯≫  釧路湿原 [](展望台周辺) 、b. 瞬の風 777-⑰≫ 釧路湿原 、c.   エンコウソウ (*4892) 、d. カブスゲ 「ヤチボウズ」 (*4895)e. 旬の風 803 アオジ (もしくは、ノジコ) 、f.  ヒメカイウ (*4891)








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こちらは・・・

ハウステンボス近傍にある
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                      * 2021.02.19

≪新・旬の風 524≫


                                            冬のハウステンボス


   佐世保は江上地区の東明からJA西海みかん選果場から山手の道に入って行った。海沿いの江上ーハウステンボス線から逸れて山道を登っていくのは、少し難儀なウォーキングコースだ。

 山の上から眼下に大村湾とハウステンボス(*A*)のパノラマが見える場所に至った。ここは素晴らしい景色で、そこに「H」という老人施設があった。ここの居住者は最高の昼のロケーションで、ハウステンボスの毎週打ち上げられる夜の花火も見られてさぞ素晴らしかろうと羨ましくもなった。

 さらに、ハウステンボス周辺を歩くことにしたのだが、このコロナ(*B*)の真っただ中、外から見える限り、お客さんは少ないようであった。広い駐車場にも観光バス・他県ナンバーの車はいつもとは違って少なかった。

 冬の時期にハウステンボスに行ったことはないが、クリスマスの時期は膨大なイルミネーション(*C*)で素晴らしい光の王国になるらしい。
 今は・・・誰もいない駐車場に真っ赤なカンツバキ(*D*)の花が寂しそうに咲いていた。






*【参照HP】① ハウステンボス(*A*): a. 旬の風 11 ≫  ハウステンボスの秋・紅葉b.瞬・瞬の風 70 Huis Ten Bosch(ハウステンボス)c. バラ ★ (*1072)、d.  バラ [](*1518)、e. バラ [Ⅳ] ★(*1519)、f.  チューリップ [](*2317)g. 瞬・旬の風 71  大ピカソ展、h.瞬・旬の風 69  6月のハウステンボス アジサイの道、i. ハウステンボス ヒカリの王国:[ http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=hikari ]コロナ(*B*)≪瞬・旬の風 8 ≫  野草で新コロナに立ち向かう, 、③ イルミネーション(*C*): クリスマスのイルミネーション(*C*): a. 旬の風 590  イルミネーション 、b. 旬の風 154 今年の Merry Christmas 、c. 旬の風 412≫ クリボッチ 、④ ツバキ(*D*) : a. ツバキ 各種 、b. ツバキ [] (*1154)c. ロゼ・フローラ ツバキ: 椿 (*1605)、d. ツバキ[Ⅲ] [カラクレナイ(唐紅)?][ ヨウシュン《陽春》?] (*2821)、e. ツバキ [Ⅵ] 「アキイチバン(秋一番)」(*3243)、f. ヤブツバキ [] (*779)、 g. ヤブツバキ [Ⅲ] (*2786)、h. ヤブツバキ変種 [] (*3047)、i. ヤブツバキ [] (*3623)、j. ヤブツキ [] (*3623)、k. ヤブツバキ変種 タマノウラツバ (*4810)、l. タイワンツバキ (*3327)、m. 5273) カンツバキ 






 

≪新・瞬の風  198 ≫ 新春の佐々川 の【参照HP】



*【参照HP】① 佐々川河畔(*A*) a. 旬の風 994  早春の佐々川河畔 b. ≪旬の風 75≫ 佐々川のシロウオ漁 c. 5142) リュウキンカ d. 瞬・旬の風 3  マガモ [Ⅱ] エクリプスe.  カワズザクラ (*3007)f. 瞬の風 32 黙祷 ★、g. 旬の風 462  コブハクチョウ h. 旬の風 469 モンシロチョウ、② アブラナ「セイヨウアブラナ」(*B*) a. 旬の風 603 早春 佐々川、b. 新・瞬の風 198  新春の佐々川c. 5280) セイヨウカラシナ (セイヨウアブラナ)[Ⅰ]d.  5281) セイヨウカラシナ (セイヨウアブラナ)[Ⅱ]e. セイヨウアブラナ(セイヨウカラシナとの交雑種?)(*3317) f.  アブラナ [Ⅲ]  別名: ナノハナ)(*1926)、、g. ナノハナ[アブラナ、ナタネ](*304) 、③ スイセン(*C*):ニホンスイセン(*C*) a. スイセン [] (*1917)b. Walker プラス 水仙の里公園 :[ https://www.walkerplus.com/spot/ar1042s73742/ ]c.  スイセン ヤエスイセン 名前不明の悪臭のスイセン スイセン(*120)  ヤエスイセン(*121)、、④ ヤエスイセン(*D*) a. ヤエズイセン( ヤエスイセン?)[] (*3923)b. ヤエズイセン( ヤエスイセン?)[](* 3923) c. スイセン(*120)  ヤエスイセン(*121)   、⑤ カワズザクラ(*E*) a. カワズザクラ (*3007)b. 瞬の風 999 カワズザクラc.  カンヒザクラ [Ⅳ] [カンザクラ? カワズザクラ?](*5015e. 新・瞬の風 198  新春の佐々川、⑥ シロウオ漁(*F*) a. ≪旬の風 75≫ 佐々川のシロウオ漁 、*このページの「野鳥」については今回は割愛・省略。


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                           *2021.01.28

 

 

新・瞬の風  198

 

              新春の佐々川

 

 

 久しぶりに佐世保のお隣の町である佐々町の佐々川河畔(*A*)を歩いた。

 

 川べりには新旧を交代するような野草が生え出していた。新たに種がまかれたアブラナ「セイヨウアブラナ」(*B*)は既に花を付けて、数キロ先まで黄色の縦のベルトを光らせていた。並行して植えられたスイセン(*C*)・ヤエスイセン(*D*)も匂いの良い花を付けていた。

 

 驚いたことには、川べりにズラリと並んだカワズザクラ(*E*)の木にも数輪ほどのピンク花が付いていた。川べりは冬の寒風が吹いてはいるが、確実に本格的な春が訪れようとしていることが感じられる。

 

 佐々川の春の風物詩であるシロウオ漁(*F*)"しかけ網"が小さく風に揺れ、その向こう側の川にはまだ多くの種類のカモたちが泳いでいる。「マガモ」、「コガモ」、「カルガモ」、おっと! 「オナガガモ」も集団でまだこの川面にいる。彼らももうすぐ旅立ちの季節かな・・・・

 

 いつもの2羽の番(つがい)らしい「コブハクチョウ」がいつもは見せない行動を見せていた。その長い首をまるまる水の中に突っ込んで餌を探していたのだ。

 この川にはサギ類も多い。「コサギ」、「ダイサギ」、「アオサギ」など・・・お! 「カワウ」もいる。

 

 ただ、今日は今まであまり見かけなかった「カモメ」たちの姿が多い。何という種類のカモメかな・・・? あとで調べてみよう。

 

 青緑色のメタリック閃光が川を横切ったかと思ったら、それは「カワセミ」だった。今日はカモ類たちを眺めながらゆったりとしている。

 

 今年のこの時期ではまだ人は少ないが、この川辺でウォーキングしている人たちは全て、白いマスクをしていた。この時期、毎年、毎年、この自然の光景が佐々川にはあるのだろうが、今年だけは通る人の顔に白いマスクがあり、なにかしら、人々の顔も下向き加減だ。

 

 このコロナさえなければ・・・と、皆さん思いながら、歩いているように思える。

 

 僕らも寒い川辺に座って、家から持ってきた「訳あり・抹茶どら焼き」を食べたが、もっと晴々した気持ちで食べたいと思ったことだった。

 

 そんなあの普通の楽しい気持ちになれる日はいつになるんだろうか・・・・

 

 コロナが去ったら、普通の楽しい気持ちというものを、僕はひどく大切なものとして噛みしめながら暮らしていくだろう。きっと。・・・僕も年も年だし。

 

 

 

 












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           ↓  ミヤマホオジロとしていたが・・・

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こちらは・・・
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                   * 2021.01.27

 

新・旬の風 197  

 

             ミヤマホオジロ 

 

 

 朝からゆっくりと食事をしながら窓の外を眺めていたら、何か黄色い感じの野鳥がススキ(*A*)の穂にとまってユラユラ揺れているのが見えた。どうも、2羽の小さな鳥のようで、もう一羽は薄茶色でこちらもススキの穂をついばんでいるようだった。

 

 肉眼では、はっきりしないので、いつもの自分のデジカメを持ち出して、望遠鏡代わりに見てみたら、それは、明らかにミヤマホオジロ(*B*)の番(つがい)だった。

 

 今回の雌雄のペアらしい片割れの「ミヤマホオジロ」のメスは、あの「鳥ガールの撮ったミヤマホオジロのメス写真」(*C*)と特徴が全く同じのものだったのだ。・・・かつて野楯池(*E*)で出会った若くて美人の「鳥ガール」(*D*)がいた。彼女が僕に見せてくれた雪の中にいる「ミヤマホオジロのメス」の写真は、頭頂部が黒く、大きな黒いサングラスをかけたような茶色の鳥だった。今回のミヤマホオジロのメスらしいものの頭部や顔面の特徴が全く同じものだった。

 

 ただ、今回僕が撮ったものは、いずれの写真も自動ピントがうまく合ってないか、鳥の動きが早いためなのか、ブレている写真ばかり。だが、これは間違いなく「ミヤマホオジロ」のオスとメスだと思われる。

 

 参考に、かつて烏帽子岳の「えぼしスポーツの里」(*E*)で見たミヤマホオジロを見てみた。オス・メス(*B*)のミヤマホオジロの番(つがい)が 同時・同場所にいたと思っていたようだが、今回、改めてその自ら掲載した写真を見てみたら、【ミヤマホオジロのメス】として掲載した写真がどうも怪しい。【ミヤマホオジロのメス】とは何か違ったような羽模様の印象なのだ。よく調べもせずに載せたらしい。

・・・・これはもしかしたら、「カシラダカ」(*F*)ではないのか?

 

 あの時に、ミヤマホオジロのオスのすぐ近くにいたものだから、てっきり「番」でいると思って、【ミヤマホオジロのメス】として掲載したのだが・・・・。

 

 「カシラダカ」のメス鳥と「ミヤマホオジロ」のメス鳥は、極めてよく似ているようだ。「カシラダカ」のメス鳥も「ミヤマホオジロ」のメス鳥も、目の上部に白色~黄色っぽく見える白い帯がある。ただ、後者の「ミヤマホオジロ」のメス鳥のものは、黄色色調が強いことで区別されるとされ、ここが鑑別ポイントと指摘する人もいる。



 一人ではよく判断・同定ができないので、人の意見を聞いてみようということで、最近よく教えて貰う野鳥の専門サイト(*G*)聞いてみることにした。



    * この記事は、≪新・旬の風 200 ≫ カシラダカ (*H*)に続く。


 

 

*【参照HP】 ススキ(*A*) a. ≪旬の風 187≫ 久住・長者原b.  38) ススキ (*38)c. ススキ [](*4123)d. ススキ (ムラサキススキ?)[](*3832)e. ススキ [](*3879) ミヤマホオジロ(*B*)::a. ≪旬の風 431≫ ミヤマホオジロb. ≪瞬の風 699≫ ミヤマホオジロ ♂鳥・♀鳥c.  ≪旬の風 723≫  ミヤマホオジロ d. ≪旬の風  433≫ 弓張岳から「鳥ガールの撮ったミヤマホオジロのメス写真」(*C*)≪旬の風  433≫ 弓張岳から 鳥ガール:≪旬の風  433≫ 弓張岳から 烏帽子岳の「えぼしスポーツの里」(*E*):、 「カシラダカ」(*F*)a. ≪旬の風 422≫ カシラダカb. 旬の風 867 カシラダカ  c. 新・旬の風 200  カシラダカ   野鳥の専門サイト(*G*)dosmanの楽しい野鳥図鑑:[ https://bird-kawasemi.jp/photo-bbs/?page=10 ] ⑦ ≪新・旬の風 200 ≫ カシラダカ (*H*)[近日掲載予定] 新・旬の風 200  カシ


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